今後、外に出かけること自体を仕事としたい。
「探検部」の仲間たちのそんな思いから商売繁盛の祈願をしようということになり、パワースポットを訪ねることにしました。
こうして6月11日、ノナカシの車に乗り込み、千葉県にある一宮(いちのみや)3箇所を1日使って全部回ったのです
。
一宮って何?という方はこちらを参考に。
つまり、千葉県の旧国名でいう下総、上総、安房にある神社のうちそれぞれ最も格式の高い神社が一宮神社だということです。
今回の車の旅の道のりはこんな感じ。
それぞれの神社がかなり離れた位置にあるため、必然的にほぼ千葉県一周の旅をすることになりました。
というわけでこの日、完全に朝から夜遅くまでかかる見込みなので午前8時に品川駅に集合してスタート。
まずは川崎から東京湾アクアラインを通過し、9時半ごろ海ほたるPAでいったん休憩します。
大学のサークル合宿で鴨川セミナーハウスによく行ってたんでここには何度も来たなぁ。旅行気分を味わいます。
さらに1時間半ほど移動し、千葉県南部に到達。
館山の海岸で休憩をしました。
このあたりは別荘地として人気のようです。
臨海学校とかの学校行事で使うような宿舎も結構あるらしく、Outerkey氏も高校のときの行事で遠泳の課外授業があり、このへんに来たことがあるのだそうな。
シーグラスを拾ったりして遊んだ。
遠くに何やら穴の空いた大岩があったので近くまで見に行こうとしたのですが、船で行かないとそこまでは行けないようです。
後で調べたがたぶん勝山の「浮島」かな?
今日の神社めぐりとは全く関係のない寄り道ですが、海を楽しみました。
(さらに後日気づいたんですが、この島はドラマ版「世界の中心で、愛をさけぶ」に出てきた「夢島」の撮影地でした。朔と亜紀がお泊りデートしてた場所。)
【安房神社】(千葉県館山市)
そして12時半ごろ
1箇所目、安房国の一宮「安房神社」に到着。
商売繁盛や技術向上にご利益があり、経営者やクリエイターに人気なのだといいます。我々にぴったりだ。
境内に入ってみるととても静かな雰囲気。
正直、今日はドライブがメインと考えていて神社の方にはさほど興味がなかったんだけど、確かにここれは雰囲気が一味違うぞというのを感じました。
そもそも敷地が思ったより結構広い。
いろんな人がわざわざ遠くから来るのもわかる気がします。
このあたりは最寄り駅からも結構離れてるので、バスや車で来る必要があります。(あとで観光バスの団体が到着してにぎやかになった)
しっかりお参りをして商売繁盛を祈願してきました。
おみくじもあったので引いてみると
なんと大吉です。
この日の6月11日は僕、仲 陽介の誕生日だったので、これはよい兆し。
天気予報が悪く、今日は雨が降る中お参りすることになるだろうと考えていた中きれいに晴れたのもあり、運が向いてきているとしか思えません。
この大吉引きもあり、「神社めぐりって楽しいな」と一気に考えが改まりました。最近遠くの土地に行ったときにはよく現地のハローワーク前で記念撮影してネタ写真を撮ったりしてましたが、旅の記念には神社を訪ねるのもよさそうですね。
長い時間かけながら次に向かいます。
しかしノナカシの運転のタフさはすごいものです。
今回一宮3箇所を1日で全部回ろうと言い出したのは彼自身ですが、去年も他の仲間と北海道まで下道で行って帰ってきたというし。長距離歩きもそうだが、なんとも気の長い、仙人みたいな男です。
アウターさんはもう疲れてところどころ後部座席で寝ていた。
【玉前神社】(千葉県長生郡一宮町)
16時頃
2箇所目、上総国の一宮「玉前神社」に到着。
「一宮」という名前が地名にも使われるいい例ですが、このあたりは一宮町という場所だそうな。最寄り駅の名前も「上総一ノ宮」。
縁結び、子授け、安産などにご利益があり、女性に人気の神社だといいます。
全体として、新しく始まる事象に対してご利益があるらしいので起業にも縁起がよさそうです。ニー株探検部をよろしくお願いします。
裏の方に「はだしの道」というのがあったので手順に従って裸足で歩いてみました。
3週歩いてみるが、たまに結構角が立った石が混じってて痛い。
よい修行になったようです。スキル「気」を習得した。
その後3箇所目に向けて出発し、休憩をはさみながらさらに移動します。もう暗くなってくるぐらいの時間帯になる。
タブレット端末の地図アプリを頼りに近くまで来たけど、草木の生い茂った山道を通るし、やたら田んぼだらけの土地が広がっています。こんな場所の近くにあるのか?
このあたりは千葉の北部で、もう茨城のすぐ近く。
【香取神宮】(千葉県香取市)
19時頃やっとたどり着きました。
3箇所目、下総国の一宮「香取神宮」。
勝利の神を祀っており、勝運、仕事運などにご利益があるそうです。
スポーツ必勝や受験合格などの祈願に人気だそうな。
ちょうど日が落ちて暗くなったタイミングなのでなんだかより神秘的な雰囲気が出ています。
どうやら先に行った2箇所よりも敷地がもっと広いようで、この鳥居をくぐってからの参道には石灯籠がずっと並んでいて結構な長さがありました。
しっかりお参りを済ませ、千葉の一宮3箇所を全て回りきりました。
それぞれがこんなに遠いのにわざわざ1日で全部回りきるという貴重な体験ができました。これで願掛けはバッチリですね!
今回行った場所は一宮というだけあってどこも規模の大きな神社で、なるほど遠くから人が集まってくるのもわかるなと感じるような体験でした。
商売繁盛の祈願をするという発想も、ネットでとあるお寺の現代的なホームページを見たときに、なんとも商売っ気あふれる面白いつくりだと思ったのがきっかけでした。
「無病息災の祈祷をします。2万円」
「開運の祈願を代理で行います。現地に来れない方も手続きはネットの申込みだけでOKです。5000円」
なんてことが書いてあるんです。
なんかインチキっぽいなとちょっと笑ってしまいました。
(実際はお守りや手紙が届くこととセットになっているが)
しかしながら、僕自身も遠くまで行って実際おみくじで大吉を引いてみたりするとこうやって「なんかいいことありそうだな」と簡単に感じてしまうわけです。ちょろいもんです。
わざわざ時間をかけて遠くの神社に行ったり、お布施やお賽銭でお金を払ったりする行為そのものが願掛けなのかもしれませんね。
そんなわけで神社へのお参り代行依頼ありましたら、
ちょっと遠くても我々探検部が代わりに行ってきますので連絡よろしくお願いします。
Comments