がん治癒祈願の旅、旅行記編。
前提となる概要はこちら
5月15日(日)
12時ごろ、鶴見駅に集合し、ノナカシの車に乗り込んで出発。
車中泊の旅なので寝袋とか、LEDランタンとか、湯沸かし用折りたたみバーナーセットとかキャンプのときにもいつも使う道具を持ってきた。
下道で移動して4日~5日かかる前提の旅なのでちょっと長くなりそうだ。
宿についていろいろ気にする必要はない。
ノナカシが車出して運転がんばってくれる分、かかるのは食費以外にはガソリン代を割り勘するぐらい。
今回、久々に探検部で遠出をしようという中で
収入のないアウターさんが「金ないからなーどうしようかな」と参加を迷っていたようなので、ひとまず費用負担はいいから一緒に行こうということで誘ってきた形になる。
来なかったとしてもどうせ2人で負担するだけだ。
彼がいたほうがいろいろと新たな発想につながることがあるので、アイデア発生装置を積んでいく感覚で連れて行ったほうがいい。
忙しいレンタルニート利用客の様子から感じることがあるが、わずかな金で解決できる問題ならほんとに容易いことだ。今回のように人の病気によって命や健康に関わることであればなおさらそれを意識する。わずかな金のことで悩むのはもったいない。
金がなかったら誰かに出してもらえばいい。(ところで探検部は活動資金を募集中です)
その他今回の旅に関して事前の話をする途中で、もしかするとアウターさんが4日ほど外出することに関しては親の目線が厳しいのか?という疑惑があったので詳しく話を聞いた。
意外だったけど、アウターさんはニート株式会社に参加していたこと(彼は元メンバーである)や、その後も俺らニート仲間との人間関係などについて全然親に話していないという。
探検部メンバーで泊まりで出かけるようなことも結構あったが、今までずっとそうだったとは。外出に関しても、「何日間出かけてくる」程度の話しか伝えてないというのだ。
家庭の事情は人それぞれなので干渉するのはよくないが、結果的にたびたび遠くまで連れ出すことになっているニート仲間としては俺らの印象が悪くなってしまっては困る。
なのでレンタルニートでも自分自身がやった経験として、
今回の旅では「他人のために遠くまで旅をしたと家族に話すこと」「旅先でお土産を買っていくこと」をオススメし、舌がんになったメンバーのためにもここはぜひ探検部3人で行きたいと思っていたのだった。
うむ、完璧だ。
待ち合わせしてから聞いてみると、出発前に俺ら2人と一緒に大阪まで行く話をしたところ、父親の実家が近くだから3人で泊まる案なども提案されたそう。
そう聞いてみると一応遠出したりすることを否定されてはいないらしい。よかった。
鶴見を出発し、基本的には国道1号をずっと移動する。
だいたいが箱根駅伝のコースなので、見覚えのある道がちらほら。「権太坂」とか、「遊行寺の坂」とか。
それだけでなく、箱根駅伝コースは前にノナカシが「100km歩く放送」で箱根からの復路100kmを24時間以上かけて歩いたとき、そして「10万歩歩く」企画で東京側から歩いたときにもニコ生で映しているので、自分で通ったことはないけど他の場所にも見覚えがあった。
国道沿いに松が並ぶ風景は特徴的だ。
駅伝の中継所の場所なので、鶴見からの出発なら戸塚→平塚→小田原→箱根の区間でだいたいそれぞれ20kmずつと考えるとイメージがつきやすい。
15時半ごろ、箱根の芦ノ湖に到着。
今年は5月にしちゃあ気温が上がらず、肌寒い日も多い。
箱根の山まで来た段階ではしっかりと上着が必要な気温だった。
ほかの観光客も結構来てたようだけど、そういえばよく考えたらこの日は日曜日。
30代のいい歳した大人3人が泊まりで出かけようってのに、日曜午後に出発はなかなかないであろう。これがニー株探検部の強み。
その後、夕飯にラーメン屋で休憩、高速のパーキングみたいになってる道の駅で休憩などを経て1日目は愛知県蒲郡市まで移動した。
車中泊の宿泊地は海沿いの駐車場。
ニコ生視聴者より支援をもらって、酒飲みながら車内で今後の作戦会議をした。
何らかの形で探検部の活動も収益化したい。
道中で一時激しく雨が降ったせいか、車中泊は湿度が高く蒸し暑かった。
かといって換気をしていたらやたら蚊が入ってきたので、1日目は蚊と格闘しながらの睡眠となった。
つづく
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