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執筆者の写真Outerkey

ちょっと伊豆大島行って来た


散歩に行きたい気分になったので、ちょっと伊豆大島まで出かけることにした。

というわけで、急いで荷造りをして、竹芝桟橋から出航する夜23時発の船に飛び込んだ。(なお、出かけることを決意したのは当日夜18時ごろ)

予約が無くても乗れるのか少し心配だったが、特に問題はないようだ。


乗ってから気づいたのだが、今回乗った「さるびあ丸」は、今年の6月25日に就航したばかりの新型船だった。

流石に新型だけあって、内装は新しくてモダンな感じだ。

この日はこのまま船の中で一泊。

ちなみに、一番安い2等客室に入ったのだが、今回は他の乗客が少なかったおかげで、自分のスペースには他に人が誰もいなかった。部屋一室まるまる独占できたので、かなり贅沢な船旅を満喫できた。



朝6時に伊豆大島到着。着いたのは岡田港。

大島には、岡田港と元町港という2つの港があり、船はそのどちらかに停泊する。

どうやら、どちらに停泊するかは当日になるまで分からないようだ。

目的が散歩と言うだけあって、来てはみたものの特にやることがない私は、降りてすぐに、とりあえず元町港に向かった。

元町港行きのバスは出ていたが、バスには乗らず、歩いて行くことにした。

ふと見ると、朝の澄んだ空気のせいか、はるか彼方に富士山がよく見えた。

登山の思い出から富士山には思い入れがあるだけに、この景色が一番印象に残った。

風景を楽しみながら、元町港まで向かった。行程は6.5キロほどあるが、特に問題はない。

・・・と思っていたが甘かった。

先に説明するが、私は大概の昆虫の類は平気で触れるのだが、1つだけ例外がある。

私は蜘蛛が嫌いだ。幼少の頃、ジョロウグモの巣に頭からダイブしたあげく、頭を蜘蛛に噛まれた経験がある。それっきり蜘蛛は嫌いだ。


さて、大島には大島周回道路がある。それなりに整備されており、立派な歩道も備わっているのだが・・蜘蛛の巣天国だった。

右に左に蜘蛛が厚かましく鎮座しているかと思えば、あろうことか、歩道をまたぐように巣を張る愚か者までいる始末。


皆に忠告したい。伊豆大島の歩道は、人が歩く場所ではない。

・・・人が歩く場所では無い!(個人の感想です)






さて、わざわざ写真を2枚使ってまでして、ただ元町港までの行程を詳細に語ったのには訳がある。なんと、これくらいしかもう語る事が無いのだ。

何と言っても、今回の目的は散歩であり、現地について他にやったことと言えば、元町港の温泉に入ったことや、適当に市街をぶらついた事くらいである。



適当に時間を潰して、午後2時半発の高速船に乗って帰還する。

流石に一つも目的を決めずに出かけたのは無計画過ぎたかと反省したが、それなりに楽しめた。

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