スコップの宣伝を請け負うことで月3万円の活動費を得たニー株探検部。
せっかくなのでスコップにちなんだ場所に出掛けようということになった。
そして決まった場所は群馬県みなかみ町の大穴という地区。
「大穴で大穴を掘ろう」というのだ。
まあ、ダジャレですね(笑)。
資金もあるということで一泊二日で行くことになった。
宣伝しているスコップ【アースワーム】
http://www.earthworm.love(オンラインストアhttps://onlineshop.earthworm.love/)
1月24日、1日目。
東武東上線、鶴ヶ島駅に9時集合。メンバーはいつもの三人(なかさま、アウターさん、ノナカシ)だ。何だかんだで9時30分出発。
高速道路を使う案もあったが所要時間の差が一時間半しかなかったので全部下道で行くことになった。なお、目的地までは4時間かかる予定だ。
何やらアウターさんがアニメのキャラが案内してくれるナビアプリがあるというのでそれを使うことに。メタルギアのスネーク、けものフレンズ、あとはなんだったっけ?ナビに関係のないセリフだったり回りくどい言い回しだったりして楽しかった。
道は途中から自動車専用道のような感じになりスイスイと進んでいく。
前橋あたりで少し道を逸れて買い物。食料をドラッグストアで買って安く抑える。活動費があるとはいえなんでもかんでも潤沢に使うことはできない。宿だってなるべく安いところにしたのだ。
14時、今日の目的地の土合(どあい)駅に到着。
この駅は下り線のホームがトンネルの中にあり長い階段を下って行かなければならない所にある。いかにも探検といった感じでよろしい。
駅舎の中に入ると、駅というよりはなにか別の施設のような佇まいだ。
階段があるところまで行くと...すごい。いや、もうね映画の中の世界ですよ。
上から下を覗くとどこまで続いているのかわからないくらいだ。
この駅はまあまあ有名なのだろうか、観光客らしき人がボチボチやってくる。
立て看板のニャーチェを持ってきたので記念撮影。
谷川岳に登山する人のための登山届をいれる台があった。発生した事故一覧が書いてあり谷川岳の危険性を啓蒙している。登山界隈では谷川岳の事故率の高さは有名らしい。
さて次は谷川岳ロープウェイに行ってみようということになった。車で25分という前情報があったが実際には5分ほどで到着した。駐車場は立体駐車場になっており、いかにも駐車料金をとられそうな感じだったが平日無料の看板があった。ラッキー。
平日にしても人が少ない。大丈夫なんだろうか。
来たのはいいがロープウェイに乗る予定はない。往復で約2000円するので却下となった。宿のチェックインまでは時間があるし、かといって他に行くところもない。暇をもて余すニート達。
切符売り場やスキーレンタルコーナーが閉まり人の気配がなくなってきた。そろそろ閉館しそうな雰囲気を感じ退散することにした。
チェックインの時間には早いがキャンプ場に到着。ここのバンガローに宿泊予定だ。
がしかし、誰もいない。
どうやらチェックインの時間にならないとキャンプ場の(受付の)人はやって来ないらしい。
しばらく待つとキャンプ場の人が来た。料金の支払いを済ませ、一通り説明を聞く。この後はとりあえずオススメされた温泉へ。
この温泉は内湯はこじんまりしているのだが、露天風呂が大きく解放感があった。平日ということもあってか、ほぼ貸切状態だった。大満足である。
バンガローへ戻り、夕食を食べる。といってもカップ麺だがww
ニコ生で放送しながら酒を飲み、のんびりと過ごす。
24時消灯。
1月25日、2日目。
8時すぎ起床。
外の様子を確める。というのも昨日雨が降っていたのでそれが夜のうちに雪に変わり積もっていないかと期待したのだが雪はなかった。
今回は車で雪道を走ることも想定しタイヤチェーンを用意してきたのだが必要なかったようだ。谷川岳ロープウェイあたりは結構雪があったが、そこから少し下るともうほとんど雪はない状態であった。
コーヒーやお茶を淹れて朝食。チェックアウトの10時までゆっくりと準備をしながら過ごす。
タバコを吸うのは筆者(ノナカシ)だけだが自然の中で吸う一服は最高だった。
さて建前上の今回のメインは「大穴で大穴を掘る」である。というわけで大穴地区へ向かう。
雪が積もっていれば雪に大穴を掘り開けるところだが肝心の雪がない。田舎なのでテキトーに地面に穴を掘ってもよさそうなものだが迷惑になってしまうのはよろしくないので穴を掘るのは自重した。というわけで代わりに辺りを散策することに。
石器時代居住跡
小屋のなかに痕跡が。石が敷き詰められている。
大穴琴平神社
大穴の神様にお参り。
大穴会館
地区の自治会館だろう。
スキージャンプ台跡
立ち入り禁止になっていた。
スキー場跡
スキー場は昨シーズンいっぱいで閉場したとのこと。時が昭和で止まっているかのようだった。
2時間ほど大穴を満喫して、穴は掘ってはいないものの今回の主目的は達成?した。
ぶっちゃけもうやることはないので帰るだけなのだが、それではもったいないのでなんとなく話には出ていた伊香保温泉に寄っていくことに。
一時間ちょっとで伊香保温泉に到着。人気の観光地であり土曜日でもあったので車を停めるのに苦労した。
伊香保温泉といえば石段。
昨日の谷川岳ロープウェイとは違い多くの観光客でにぎわっている。
石段を上り終えるとそこには神社があった。なにかと神社に行くことの多いニー株探検部、もちろん参拝していく。人が多いのでお参りの列ができていた。
さらに奥の方に飲泉所と露天風呂があるらしいので行ってみる。奥の方までやって来る人はそんなに多くない。
近くを川が流れている。温泉の成分のせいなのだろう、茶色く変色していた。
神社から500mほど進むと飲泉所に着いた。もちろん飲む。
「うーん、まずい」
アウターさんの第一声だ。鉄の味がする。
せっかくここまで来たので露天風呂にも入ることにした。料金はまだ活動費で賄えるという。すばらしい。
アニメ『ヤマノススメ』にもでてきたらしい
中に入るといきなり露天風呂。内湯や洗い場はなく、脱衣時も外にある。お湯は茶色く濁っていて湯船の底は見えない。
寒い時期の露天風呂はいいもんだ。
風呂から上がりタオルで体を拭くとタオルが茶色く汚れていた。これぞ温泉である。
日も暮れてきていよいよ帰るだけである。けもフレに案内されながら車を走らせる。帰り道も空いている。
「鉄剣タロー」というレトロ自販機がある店が道沿いにあるという。行きのときになかさまが言っていた店だ。腹もへったしちょうどいい。寄る。
店の中はなんとも不思議な空間だ。
映画に使われたこともあるらしい。この日の翌日にも何かの撮影で使われるようだった。
店に来たときには我々しかいなかったが、うどん自販機の空容器はいっぱいある。人はたくさん来ているようだ。後からボチボチ人がやってきた。
店を後にする。家に帰るまでが遠足?だ。なかさま、アウターさんそれぞれ家の近くまで送り筆者も無事に家に着いた。
今回は活動費が支給されて最初の遠出となった。これだけの遠出をしても手元のお金がほとんど減っていないのが不思議な感じだ。活動費様様である。我々ニー株探検部はどんどん遊んでいかなければならないのだと改めて感じるのであった。タモリの名言といわれる
「真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ!」
の精神で真剣に遊びに精進していきたいと思います!
完。
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